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レース回顧
1番人気は皐月賞を勝った横山武史騎手騎乗のエフフォーリア。2番人気は牝馬でダービーに参戦してきたルメール騎手騎乗のサトノレイナス。3番人気は毎日杯2着の戸崎圭太騎手騎乗のグレートマジシャン、毎日杯を勝った福永祐一騎手騎乗のシャフリヤールは4番人気の順となりました。レースはバスラットレオンが逃げ、エフフォーリアが先行集団、その他の有力馬は中団に位置を取り、4コーナーに入っていきます。直線を向くと牝馬のサトノレイナスが先頭にでるが、残り300m付近でエフフォーリアが勢いよく先頭に出た。しかし、シャフリヤールが、さらに凄い末脚でエフフィーリアと2頭並んでゴールイン。結果はハナ差でシャフリヤールがダービー馬に輝きました。
・新型コロナウィルスで観客数制限
・福永祐一騎手ダービー連覇
全着順
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | 上り | オッズ | 人気 |
1 | 5 | 10 | シャフリヤール | 牡3 | 57 | 福永祐一 | 藤原英昭 | 栗東 | 444(-4) | 2.22.5 | 33.4 | 11.7 | 4 | |
2 | 1 | 1 | エフフォーリア | 牡3 | 57 | 横山武史 | 鹿戸雄一 | 美浦 | 510(+6) | 2.22.5 | ハナ | 33.4 | 1.7 | 1 |
3 | 6 | 11 | ステラヴェローチェ | 牡3 | 57 | 吉田隼人 | 須貝尚介 | 栗東 | 488(-12) | 2.22.7 | 1 1/4 | 33.4 | 40.2 | 9 |
4 | 7 | 13 | グレートマジシャン | 牡3 | 57 | 戸崎圭太 | 宮田敬介 | 美浦 | 478(+4) | 2.22.7 | ハナ | 33.6 | 11.1 | 3 |
5 | 8 | 16 | サトノレイナス | 牝3 | 55 | C.ルメール | 国枝栄 | 美浦 | 474(0) | 2.22.7 | ハナ | 34 | 5.1 | 2 |
6 | 7 | 14 | タイトルホルダー | 牡3 | 57 | 田辺裕信 | 栗田徹 | 美浦 | 464(+2) | 2.23.1 | 2 | 34.3 | 30.4 | 8 |
7 | 4 | 8 | ヨーホーレイク | 牡3 | 57 | 川田将雅 | 友道康夫 | 栗東 | 504(0) | 2.23.1 | アタマ | 33.8 | 18.4 | 6 |
8 | 4 | 7 | グラティアス | 牡3 | 57 | 松山弘平 | 加藤征弘 | 美浦 | 496(-4) | 2.23.1 | ハナ | 34.4 | 43.2 | 10 |
9 | 3 | 6 | バジオウ | 牡3 | 57 | 大野拓弥 | 田中博康 | 美浦 | 466(+2) | 2.23.3 | 1 1/4 | 34 | 122.8 | 15 |
10 | 6 | 12 | ワンダフルタウン | 牡3 | 57 | 和田竜二 | 高橋義忠 | 栗東 | 470(+4) | 2.23.3 | クビ | 34.4 | 16.2 | 5 |
11 | 2 | 4 | レッドジェネシス | 牡3 | 57 | 横山典弘 | 友道康夫 | 栗東 | 490(+2) | 2.23.6 | 1 3/4 | 33.7 | 57 | 13 |
12 | 5 | 9 | ラーゴム | 牡3 | 57 | 浜中俊 | 斉藤崇史 | 栗東 | 506(-10) | 2.23.7 | クビ | 34.5 | 186.5 | 16 |
13 | 2 | 3 | タイムトゥヘヴン | 牡3 | 57 | 石橋脩 | 戸田博文 | 美浦 | 472(-6) | 2.23.8 | 3/4 | 34.3 | 253.8 | 17 |
14 | 1 | 2 | ヴィクティファルス | 牡3 | 57 | 池添謙一 | 池添学 | 栗東 | 474(-4) | 2.24.3 | 3 | 35.4 | 95.6 | 14 |
15 | 8 | 17 | バスラットレオン | 牡3 | 57 | 藤岡佑介 | 矢作芳人 | 栗東 | 484(+2) | 2.25.4 | 7 | 36.8 | 53.9 | 12 |
16 | 3 | 5 | ディープモンスター | 牡3 | 57 | 武豊 | 池江泰寿 | 栗東 | 454(+10) | 2.25.7 | 1 3/4 | 36.8 | 23.7 | 7 |
17 | 8 | 15 | アドマイヤハダル | 牡3 | 57 | M.デムーロ | 大久保龍 | 栗東 | 482(0) | 2.26.0 | 1 3/4 | 37.1 | 45.3 | 11 |
ラップタイム | 12.2 – 10.6 – 12.2 – 13.0 – 12.3 – 12.4 – 12.8 – 11.7 – 11.4 – 11.5 – 10.8 – 11.6 |
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前半 | 12.2 – 22.8 – 35.0 – 48.0 – 60.3 |
後半 | 57.0 – 45.3 – 33.9 – 22.4 – 11.6 |
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勝馬プロフィール
2021年ダービー馬
シャフリヤール
(Shahryar)
鞍上:福永祐一騎手
生年月日 | 2018年4月13日 |
調教師 | 藤原英昭 (栗東) |
馬主 | サンデーレーシング |
生産者 | ノーザンファーム |
産地 | 安平町 |
父 | ディープインパクト |
母 | ドバイマジェスティ |
母父 | Essence of Dubai |
近親馬 | アルアイン |
レース後コメント
1着 シャフリヤール(福永祐一騎手)
「藤原英昭厩舎みんなで目標にしていたダービーを取れて最高に嬉しいです。タイトな厳しい展開だったのでずっと周りを見ながらの形になりました。決してスムーズな騎乗ではありませんでしたが、馬の力に助けられた勝利だと思います。(追い出しを待っていたかの問いに)そうせざるを得ない状況でしたが、最後の最後まで素晴らしい脚を使ってくれました。(差し切ったかは)分からなかったです。どのタイミングでゴール板が来ているか、というぐらいの着差だったと思いますし、引き上げてくるまで分からなかったです。ワグネリアンでのダービー制覇で大きな自信をもらいましたし、経験をその後の騎手人生に生かせています。こうしてその後のダービーに2勝できたのも、ワグネリアンでの勝利があったからこそだと思います。デビューした時からこの馬でダービーをという思いで一緒に歩んできました。最大目標であるダービーを勝つことが出来て嬉しく思います。お客さんの数を制限している中ではありますが、お客さんに見てもらえて良かったと思いました。たくさんの方に応援して頂きありがとうございます」
「枠が良かったですし、スタートを決めて良い位置を取れて、理想的だと思ったのですが、4コーナーで馬群が凝縮して出すところがない、どこから出るのかと思って見ていました。エフフォーリアは凄いと思って見ていましたが、最後にグッと良く脚を使ってくれました。エフフォーリア、サトノレイナスが強いのは承知していましたが、器用で乗りやすい馬。条件が揃えばいい勝負が出来ると思っていました。共同通信杯で負けて毎日杯は川田将雅騎手がしっかり乗ってくれて、皐月賞も考えましたが、成長を促してダービーに直行した事がよかったです。メンタル面で強くなったと思います。今後もダービー馬として息の長い、ファンに愛される馬として、結果を残して行けたらと思います」