牝馬三冠競争と牝馬三冠馬・無敗の牝馬三冠馬
牝馬の三冠競争は、桜花賞(G1)・オークス(G1)・秋華賞(G1)が牝馬三冠競争になります。
生涯で1度だけ3歳牝馬だけがレースに挑戦することができます。
桜花賞(G1)・オークス(G1)・秋華賞(G1)の、3つのG1レースを全て勝利した牝馬は、牝馬三冠馬の称号で呼ばれます。
過去に6頭の名牝が牝馬三冠を達成しました。
1986年にメジロラモーヌで河内洋騎手
2003年にステルインラヴで幸英明騎手
2010年にアパパネで蛯名正義騎手
2012年にジェンティルドンナで岩田康誠騎手
2018年にアーモンドアイでC.ルメール騎手
2020年にデアリングタクトで松山弘平騎手
2023年にリバティアイランドで川田将雅騎手
7頭の牝馬三冠を達成しました。
この中でも、2021年のデアリングタクトはデビューから秋華賞までを無敗で三冠を達成したことで、唯一の「無敗の牝馬三冠馬」となります。
牡馬三冠競争と牡馬三冠馬・無敗の牡馬三冠馬
牡馬の三冠競争は、皐月賞G1・ダービーG1・菊花賞G1が牡馬三冠競争になります。
生涯で1度だけ3歳牡馬がレースに参戦することができます。(※3歳牝馬もレースに参戦出来ます。)
皐月賞G1・ダービーG1・菊花賞G1の、3つのG1レースを全て勝利した牡馬は、牡馬三冠馬の称号で呼ばれます。
過去に8頭の名馬が牡馬三冠を達成しました。
1941年 セントライト 小西喜蔵騎手
1964年 シンザン 栗田勝騎手
1983年 ミスターシービー 吉永正人騎手
1984年 シンボリルドルフ 岡部幸雄騎手
1994年 ナリタブライアン 南井克巳騎手
2011年 オルフェーヴル 池添謙一騎手
2020年 コントレイル 福永祐一騎手
8頭の牡馬三冠馬の中でも、デビューから菊花賞までを無敗で三冠を達成いたことで「無敗の三冠馬」が3頭います。